そして線を大切に。

九谷焼絵付師です。主に下絵付けを中心に制作しています。上品で味わい深い下絵の世界を目指して…

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普段の生活の中から学びがあること

こんにちは、シタエッティです。

今日は7月1日。

金沢では、氷室の日です。

 

全国レベルの認知度は如何程なのかよく分かりませんが、氷室の日には必ず、氷室まんじゅうと呼ばれるものを食べます。

和菓子屋さんだけでなく、近所のスーパーでも取り扱っています。しかも、当日もさることながら数日前からも、待ちに待ったかのように他の和菓子と一緒だったり、特別な区画を組まれて並んでいます。

まんじゅう自体は酒饅頭みたいなもので、白やピンク、うす緑色の皮があったりします。中身も粒あん、白あん、こしあんなどの取り揃えもメーカーによって様々です。

お決まりの和菓子屋さんで予約して食べたり、待ち切れずスーパーで買ったり、ひょんなことで知り合いから頂いたり…おそらく、一人で食べる氷室まんじゅうは一つに限らないと思います。「見た目が違う。味が違う。」などと言いながら、毎回食べ比べしてしまいます。

 

夏にまんじゅうが売れることは全国的には珍しいと聞きます。どこかでは、加賀藩の行事にあやかった和菓子屋さんの陰謀たら戦略うんぬんとも聞きます。

アイスクリームなんかにおいては、季節問わず冷凍庫に欠かさず常備していることが多いです。スーパーで特売されることが多いから、5割引6割引ともなれば、おのずと購買意欲がそそられてしまう、というのもあります。

やっぱり金沢の人は甘い物が大好きです。

それが影響しているのかは分かりませんが、料理の味付けも、少し甘めが好まれているように感じます。煮物やタレは甘味がある方が美味しいと感じます。

 

昨日の事を言えば、6月30日でしたね。この日に大祓式があるのは知っていたのですが、”夏越しごはん”と言うものがあるなんて、正直最近まで知りませんでした。…えっ!今調べてみると、「新・行事食」と記載されているページを見つけました!

新しい習慣にしましょうね。という意味でしょうか?

すごいですね…。

 

きっと、

こうやって日々生活は進化して行って、知らないことを知り、学ぶ毎に、自分も進化するのでしょうね。

 

普段の生活の中から学びがあること、

生きていれば当然出会う事なのに、なぜか、毎日が発見にあふれた幼い子供にだけ当てはまることとしてしまっていました。

 

決めつけることは視野を狭めてしまい、吸収出来ることも出来なくなるのかもしれません。

些細な事でも学びがあるならば、私はどんどん知識を増やしたいと思っています。その為に、自分の感度を良くして知らない情報をキャッチしたいなぁと思います。

 

今日は、氷室の日。

心に余裕を持つ為にも、大好きな”おまんじゅう”をたくさん食べようと思います!

 

それでは、また。