そして線を大切に。

九谷焼絵付師です。主に下絵付けを中心に制作しています。上品で味わい深い下絵の世界を目指して…

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煮詰まってるし眠たいし

こんにちは。

だいぶ煮詰まっています。

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最近またひとつ絵付仕事を終えて、フーッとひと息ついたところで次の新しいものを作ろうと意気込んでいたのに、なかなか図案が決まらず気分が落ちてきました。

そして眠たい…

 

頭がスッキリしないから良いひらめきが降りてこないのかもしれません。というか降りていても気づいてなくてそれを決定する力が無いのかも…。

なんだか疲れたーーー。

休むうちも仕事のうちかなぁ。

 

昨日とかも、自分の思ったように進まない現実が突き付けられた気がして、まさに前途多難という感じです。

つらいな〜。

 

負のオーラ満載でごめんなさい。

 

 

昨日で思い出しましたが、昨日は金沢市の小学校へ絵付体験の講師役を務めて来ました。伝統工芸士会関係の人から依頼されたお仕事でしたが、私はサポート役のようなものと聞いていたので気軽に引き受けて行ってきました。

小学三年生のひとクラスを、3人の講師がついて絵付を教えるという約2時間程度のものでした。初めてのことでしたが、まず感想言っても良いですか!

パワフル!!!

小学生相手にするって結構体力いるんですね!驚きました!

満遍なく見てあげたいのですが、ある子に捕まると近くの子からも「せんせ〜?」とヘルプの声が。もう、ひっきりなしで終わった頃にはゲッソリでした。

私が無知過ぎてとにかくびっくりしただけなんでしょうが、たまに出張とかで実演して小学校くらいの子どもたちが興味津々で見てくれていてもそんな風に感じたことは無かったので、感覚は全然違うんだなと分かりました。

工芸士として伝統を伝えていかねばならない使命にあると理解していますので、こんなことでへこたれるつもりはないですが、より気合いが必要だと思いました。

メイン講師役の工芸士の先輩は、このあと仕上がった生徒作品を一度持ち帰って一枚一枚の検品と直しをする作業があると教えてくださいました。応募して選ばれた県内の小中学校へ毎年絵付体験をしている伝統工芸士会ですが、(いつからこんな事業をしているのかは分かりませんが)私の時代は一度も経験出来なかったので今回羨ましいなあとも思いました。同じ学校は二年以上あけないと応募出来ないなどの条件もあるみたいでした。

 

ーおまけ話ー

帰り際、ふとワンピースを見たら薄茶色の絵具がついていました。よく目を凝らせば分かる程度の汚れでしたが、あと半日これかよ〜…と。笑

しかも九谷五彩であれだけ色があったのにもかかわらず、私の体についたのは骨描用の呉須。さすが染付オンナ。吸い寄せています。

 

 

おまけ話おしまい。

 

 

 

 

 

 

さてと。

頭のなかを吐き出してみたけど、まだまだ負をまとっている気がします。

浄化するまで時間かかるのかなー。

まぁでも時の流れに身をまかせ〜〜ですね。

 

浮き沈みあるのが人間だもの。

そーなはずだもの。