そして線を大切に。

九谷焼絵付師です。主に下絵付けを中心に制作しています。上品で味わい深い下絵の世界を目指して…

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ゆっくり過ごす、お正月

こんにちは、シタエッティです。

 

お正月良いですねー。

ゆっくり過ごしています。

 

昨日は実家に帰って、みんなでお節やオードブル、お寿司を囲みワイワイしていました。

最近晩酌に芋焼酎のお湯割りを好んで飲んでいる私は、お正月用に買ってきたボトル持参で。笑

乾杯はビール、その後はお湯割りを楽しみました。一人でゆっくり飲むのも良いですが、あーやこーや言いながらみんなで楽しむのもやっぱり良いなぁと思いました。

石川県は日本酒が有名かもしれませんが、私の知る限り地元民は普段あまり飲まない気がします。ふぐの卵巣や、くちこ、ましてやのど黒なんて高級なおつまみは日常的ではありません。

でもお正月だから、もしかしたらこういったものを用意してる家庭もあるかもしれません。

"蟹と日本酒"なんて最高ですよね。

全国的に新年の祝いの日には、やはり日本酒が選ばれるのでしょうか。御神酒もありますし、当然と言えば当然でしょうか…。

最近知ったのですが、愉しむ器にもこだわれば、より美味しいお酒を飲むことが出来るようですね。

 

…。

前置きが下手くそで失礼しました。この間言っていたお正月にしたかったお話なのですが、ようやくここまで辿り着けました。日本酒の器の形状についてです。

形状の違いで味が変わるのはワインやビールだけではない事実。何故気付かなかったのだろう。

金沢市にあるインテリアショップで見つけたのですが、(商品もありましたが物ではなく資料を)お願いして写真を撮らせて頂きました。

それが、こちら。

f:id:shitaetty:20180103125507j:image(一部切れてしまってごめんなさい)

口の厚みや素材などで味が変わるのは知っていましたが、形の違いでも向き不向きがあるのだと初めて知りました。

面白いなぁと。

 

お酒に合わせて器を選んだり、器に合わせてお酒を選んだり。

料理と器の世界と似ていますが、どちらが先でも良いのだなぁと思いました。

本当は入っていれば何でもいいんだろうけど、あえて選択する。その時だけはその事だけに集中するから他は何も考えない。全部が全部同じようにするのは難しいけど、今に集中することができるきっかけになりそうだなと。

今これに興味を持ったのも、人並みにお酒を嗜めるようになって来たからだと思います。

運命かご縁か。

 

今年秋に初めての場所でのグループ展に参加させて頂くのですが、実はそこで平盃を共通のアイテムとして指定されています。

それぞれの作家が小さな盃のなかに魅せたい自己表現を閉じ込めます。

口径サイズのみ指定されており、あとは自由で作家に委ねられています。

まだ制作には至っていませんが、これから徐々に妄想していこうと思っています。

楽しみ。

 

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明日から仕事はじまりますね。

ここ数日間で良い充電になりました!

 

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それでは、また。