そして線を大切に。

九谷焼絵付師です。主に下絵付けを中心に制作しています。上品で味わい深い下絵の世界を目指して…

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今の自分は、過去の自分が作ったもの。

こんにちは、シタエッティです。

今日は前に話していた名言を、少しだけお話したいと思います。

本人はそんなつもりが無くとも、私が勝手にハッとさせられただけの言葉だったりしますので、お得意の自己満足の記事になりかねませんが、本日もお付き合い頂ける方はどうぞご覧下さい。

 

 

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題にもある

「今の自分は、過去の自分が作ったもの。」

と言うのは、私が自分の裏印を模索して、文字の文体を少し勉強させてもらっていた時に、かけて頂いた言葉です。高校時代に私が絵を習っていた先生に、その方は書を習っていました。年は私の10個くらい上だったはずです。ご縁があり再び出会うことが出来、私から無理を言って色々学ばせて頂いていたのですが、なんにせ私、もの凄い自己否定をしていた時期でしたので悩んでいる内を話しては聞いてもらっていました。

「何にも成長していない気がするんです…」とかなんとか言っていたのだと思います。すると、その方は、

「大丈夫。ちゃんと進んでるよ。」

「今の自分があるのは、過去の自分があるからだよ。」(若干言い回しが違いますがお気になさらず…)

と、おっしゃって下さいました。

否定ではなく、肯定でした。

私がその時一番かけて欲しかった言葉だったのだと思います。だから、心に響いて今でも覚えているのだと思います。

 

でも、名言だな〜と思ったのにもかかわらず、覚えているものもあれば、忘れてしまうものもあります。何故だろう、、

 

最近のことで言うと、私、『暮らしのおへそ』が好きなんですが、そこに書かれていた言葉にハッとさせられました。

『暮らしのおへそ』は、その人が暮らしの中で持つ習慣を”おへそ”として毎回色んなアーティストや著名人を紹介しています。

私はこれを図書館で見つけてから、ランダムに読んでいますので古いものも多いかもしれません。でも、そこに書かれている言葉は全く古くありません。それぞれ違った”おへそ”があるので面白いのです。わたしのおへそは一体何だろうと考えたりします。

 

さて、話が逸れましたが、グッときた言葉はこれです。

モンベル会長の辰野さんが保育園の園長先生におっしゃった一言。

「”できない”と言っていることは、実は”やりたくない”ことだ。」

「”やらない”と選択しているに過ぎない。」

園長先生が、自由に旅する辰野さんをうらやましがって、「私は仕事があるからここを離れられないから…。」と言ったのを受けて、放った一言でした。本当にやりたいのなら今すぐにでも出掛けるはずだ。と。でも、それをしないのは、園長先生はここに居て子供達の笑顔を見ていたいと思っているからだ。と。

園長先生は図星だった様で、笑っていました。

 

こんな風に、本などの文章から受け取ることもありますね。

 

直接の話の中から、耳で受け取るパターン。

間接的な文章から、目で受け取るパターン。

 

 

だけど、その時に響く言葉はきっと、タイミングが合わないと受け取れないのでしょうね。

 

今日は何か気付きがあるだろうか。

ちょっと緊張しますが、ある所に行って来ます!

 

それでは、また。