最近ブログに載せた粘土、もらい物の質の良い生地なのですが、再生されたものだからか空気がたくさん入っていました。
でもかまわずタタラにします。
新聞で挟んで水分を調節します。厚み3ミリで作りましたが、下手くそ過ぎて既にヨレが出ています…ガーン。
でもかまわず続けます。
無駄無く取れるように、最後の板は専用(?)の1ミリ板です。
うろ覚えで動いているはずなのに、こういうところはちゃっかりしています…。
何故下手くそなのに必死でタタラ生地を作っているかと言うと、作ろうとしていた鳥さんの形を、固まりからではない違う方法でやってみなさいというアドバイスを頂いた為です。
タタラ
紐作り
既成概念に捉われない制作を求められているようで、この二つのやり方を指導されました。
やるかやらないかは自分次第なのですが、私は面白そうなので行動しました。
でも、悩むし粘土の扱いも中々上手くいかないし、難しくて苦労しています。
この生地を使って幾つか作りましたが、ここでアップする代物じゃありません。(自信がなさ過ぎる。恥ずかしい。)
悶えてます。。
く、くるしい……
でも、
粘土を触って試行錯誤しているうちに、なんとなく気づいたことはありました。
それは、
鳥の”形”を捉えようとして成形するのでは無く、
鳥の”イメージ”を成形することが魅力的な作品になる。
ということです。
魂の入ったオリジナリティを出すには、表面状の形は何ら意味が無いのだと気づきました。
自分が解釈した本質を形作ることが大切なのではないかと思いました。
ごめんなさい、当たり前のことなのでしょうが仕方ないことに今気づいたのです。
とにかく手を動かして、あーでもないこーでもないと粘土を触っているうちに、
羽の柔らかさ
からだの曲線美
鋭さ
命
と、ぼんやりとした私が感じている鳥の本質が出てきました。
驚きました。
きっと先生はこういうことを分かっていてヒントをくれたのでしょうね。
まだまだ「これ!」という形は見つかりませんが、納得するまで探したいと思います。
ただ、
一つ心配なのは、
後先考えず動いているので、
仕上がった生地が、絵付し難いものだったらどうしようかなと。
アハハ。