そして線を大切に。

九谷焼絵付師です。主に下絵付けを中心に制作しています。上品で味わい深い下絵の世界を目指して…

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あれれ

こんにちは。

展示会での在廊日をお知らせし忘れていたようです。

あれれでした。すみません…。

 

結局、3/23〜3/29の会期中で23(土)24(日)会場におりました。

すごーく今さらですみません…。

 

言い訳すると最近展覧会用の制作に追われていて、精神的にいっぱいいっぱいでした。

昨日も1つようやく描き上げて、今日の午前中に窯場に持って行ったところです。

今までで一番キツイ仕事となりました。

と言って去年もキツかったのでたぶん毎年更新している気がしますが、、

やりたい事やろうとしたらわたしの場合、根性で乗り切るしかないみたいです。

さっき窯場に行った時に他のお願いしていた生地代も合わせて請求書がきましたが、軽く10万を超えていて。更に本焼代も払わなきゃいけないので、やんわりと小分けにして払いますと伝えて来ました。はぁ。がんばろ。

 

今は大仕事が終わった解放感でゆっくりしたいとこなのですが、そうもいかず。在廊日を載せ忘れていた先日の展示の反省書を書いているところです。

研修所が主催している事業なので、事後報告が必須のようです。

あと少し項目を埋めたら終わりです。

ねむいな。

 

抜け殼状態ですが、また明日からも日常の絵付に励みたいと思います。

 

 

今回の成果品展(私が在廊日をお知らせし忘れたやつ←しつこい)では講評会がありました。

一般公開され自由に出入り出来るため、出品メンバー以外の方もちらほらいらっしゃいました。

9時から始まり、私は順番が3番目だったので緊張しましたが私なりにゆるゆるとプレゼンをしました。

結果的に、やった事は間違っていなく突き進んで良いとの見解をいただきました。

展示方法も今回全く成長した部分を出せていなかったのにもかかわらず、自分の中で分かっているなら今後それをやっていけばいいと、優しいお言葉をいただきました。

個人講評では厳しい意見もありつつ、みんなそれなりに頑張りを認めてもらえていましたが、全体評価は先生方の雰囲気も硬く、とても残念だと評価の低い意見が多くありました。

展示台を設置する時点で参加メンバー全員で納得しながら作り上げた会場空間でしたが、確かにまとまり過ぎて整然として面白味に欠けていました。会場入口に立った時に、わぁ!とワクワクするような感覚になれず、入るのを躊躇うくらいだった、との意見は本当にそうだなと思いました。

会場作りを本気でするなら、もっとメンバーとの打ち合わせが必要だと思いました。

実は今までこの様なやり取りは勉強会最終日の一度きりで他は一切しないのが通例でした。しないというか、する暇が無いというほうが正しいのかもしれません。

自分達が取り組んでいる成果品を完成させることが第一で、展示は個別にとりあえず並べるだけ。隣や全体の雰囲気は何も考えず、とりあえずコレ作りました!!みたいな感じです。

でも、数年前から講師の方が代わって重視する部分が変わって来ているのを感じています。毎年やっていますが、今年ようやく土俵に立ったような気がします。

どうせ展示するなら、もっと自由にメンバーと密になって空間を作るほうが、普段負んぶに抱っこの展示が多いなか、どれ程自分達の為になるか。時間も削られて大変だけど、貴重な経験が出来ると思います。

それはもしかしたら、美術館かアートギャラリーみたいな魅せる展示になって見るだけで満足するようなもので、欲しい!購入したい!と言う気持ちにならないかもしれないけど、自分自身を知ってもらうと言う点では強く印象を与えることが出来るのかなと思います。

その場ですぐに売上と言う反応が無くても、意味のある展示発表になるのかなと。

去年もチラっと思っていたことでしたが、今回講評会を終えて強く思いました。

段々と意味合いを変えて来ている気がする事業ですが、こんなやり方も楽しいかなぁと思いました。

ワクワク大事ですからね。

 

ただ本当にこれだけは言いたいのですが、今年は時間をかけてみんなで展示台を慎重に配置することが出来たので、一歩前進だと思っています!

私は来年度も違うテーマで受講を希望していますので、もし引き続き参加出来たならもう一歩進んだ展示になると良いなと思います。

 

 

今年も色々わちゃわちゃしそうだけど、楽しんでがんばろーーーー!

 

長くなりましたね、

それでは、また。