そして線を大切に。

九谷焼絵付師です。主に下絵付けを中心に制作しています。上品で味わい深い下絵の世界を目指して…

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「答えを出すことを急がないで」

今朝、目に飛び込んで来た。

 

片付けようと地元紙を拾い、何となく中をつらつらと読む。読むというより見ているだけのような、ただボーッと目を通す。星座占いを見つけ、自分のを見ると、この一言。

「答えを出すことを急がないで」

 

何故か、ほっとする自分がいる。

 

 

何故だろう。

 

答えが出てないと焦っているものなんて、今自分の中に無いはずなのに、不思議…。

それとも自分の気付かぬところで何かの答えを探し求めている?

答えが出ない出ないと焦っていたのは、つい先日まで。ことが済んでからは平穏だったから。

 

何故だろう。

 

 

 

これがもし、

「答えを急がないで」や「答えを出すことに焦らないで」だったらどう反応していただろうか。

 

 

言い回しが微妙に違うだけで、伝わるニュアンスが違ってくる。

私が今朝反応した言葉は、命令や上から目線でもなく、わたしに寄り添った言い方に感じてくる。

 

「答えを出すことを急がないで」

 

 

私と同じように

誰かも反応するのだろうか。