そして線を大切に。

九谷焼絵付師です。主に下絵付けを中心に制作しています。上品で味わい深い下絵の世界を目指して…

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失敗って何だろう。

こんにちは、シタエッティです。

 

失敗って、

”成功のもと”  と言われたり、

”失敗を恐れて、何もやらない方が失敗だ”  とか、よく言いますよね。

 

 

最近の記事にしていたように、ロクロ線を引いている時、思わぬところでヘマしてしまった為、そこだけ削ってやり直しました。

いつものことなので、特にこのことについて深く考えたことは無かったのですが、ブログに書き出すことをした結果、この失敗というものについて急に気になりだしました。

 

 

 

 

失敗って何だろう。

失敗って意味があるのでしょうか。

 

 

人は必ず失敗しますよね。

失敗しない人はいないのではないかと思います。

 

”成功のもと” と言うくらいですから、それこそ誰かの言うように、失敗は成功へ向かうための一種の過程に過ぎないのかもしれません。

ただの過程。

 

諦めなければ、必ず自分の目指す目的地まで到達出来るのでしょう。

 

今回の私のやらかしは、日常的によくある事なので、失敗と言いつつも、いわゆる ” The 失敗!” としては認識していないのかもしれません。

やっぱり、ただの過程として捉えていたのだと思います。

だからこそ、自分の求める質まで高めることが出来たのだと思います。

 

それが、自分の未知の区域で、そもそも不安からくる失敗だとすれば、話はまた変わってくるのかもしれません。

どこに向かったらいいのかが分からない不安は、成功する姿が脳裏に見えていない状態ですよね。

そうだとすれば、確かにそのまま動いても、失敗からは何も学びがないのかもしれません。

 

しかし、「失敗から学びがあるとすれば、自分の目的地がはっきりしている場合のみである。」と限定されるには、少々行き過ぎている気がします。

 

失敗に失敗を重ね、もう嫌になって逃げ出す。

 

これは、学びが無いように思いがちですが、実はある時何か大切なことに気付く為の、一つの序章なのではないかと思ってしまうのです。

もし、あの時、逃げ出していなかったら、出会え無かったかもしれない今の満たされた自分がいるのだとすれば、それは

失敗は大切なキッカケ(学び)だったのでしょう。

 

 

 

 

失敗と成功。

私、出来ることなら ”あまり失敗したくない” と言うのが本音でしたが、

もしかしたらこれ、裏を返せば、あのいつもの固定概念なのかもしれません。

 

 

あまり失敗したくないのは、

 

『失敗することは良くないことだ。』

『失敗は恥ずかしい。』

として、失敗することで自分の価値が下がってしまうのではないかと、勝手に思い込んでいる為。

 

私の人生、まだまだ失敗が足りないかもしれません。

思い返してみても、忘れる程の小さな失敗は、きっと沢山あるのでしょうが、目につくような大きな失敗はほとんど経験がありません。

 

失敗しても、

成功しても、

どちらでも良い。

 

 

 

やりたいことがあるのなら、思いっきりやればいい。

 

 

今は、

ただただ突き進む。

 

邁進あるのみ、、ですね。