そして線を大切に。

九谷焼絵付師です。主に下絵付けを中心に制作しています。上品で味わい深い下絵の世界を目指して…

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やっぱり工芸の世界は広いと感じました。

こんにちは、シタエッティです。

 

昨日の『金沢からお正月』の勉強会を振り返って、詳細をお話したいと思います。

途中から遅れて入った為、全貌とはいきませんが、大まかな流れはお話出来るかと分かるかと思います。

 

ご興味のある方はこのままどうぞ、、

 

 

 

 

 

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まず、会場に入ると既に始まっていて、それを横目に受付で名前を言うと、番号をふられた用紙をもらいました。

知り合いの方をすぐに見つけ、小さな声で駆け寄ると、現在は七番目の人らしく、まだまだ順番は先だと分かりました。

講師の方はコーディネーター、漆芸家、陶芸家の3名でしたが、時折厳しい意見も飛び交っていたからか勉強会らしい緊張感が漂っているように感じました。

また、会議室のような殺風景な部屋に、つなげて大きくしたテーブルが左右に作ってありました。そのテーブルの上には白い紙が敷かれ、作者は提案作品を順次交互に置き、説明してアドバイスを受けるスタイルとなっていました。

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図で説明するとこんな感じです。

 

次の順番の人が隣のテーブルにセッティングし、前の人が終わると隣の席に講師が移動して…を繰り返していました。とても効率的でした。終わったら物撮りをして、まだ時間がある人は残って他の人のを見ていました。

 

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そこに居た感想として、金沢には本当に色んな作家さんが居るなぁと思いました。

工芸品なら何でも扱っている為、焼物だけでは無くて、ガラスや漆、布、金工、など様々でした。

とにかく無知な私は、順番が回って来るまでは緊張が抜けませんでしたので、初めての方とは、まだほとんどお話出来ませんでした。でも、もっと知りたくて気になる作家さんが沢山いらっしゃいました。

 

当たり前だけど、みんな必死で日々制作に勤しんでいる様子が垣間見え、

自分はどうなんだという恥ずかしさや、

 

うれしいなぁと思ったり、

面白いなぁと思ったり、

不思議だなぁと思ったり、

 

色んな感情が起こりました。

 

 

 

そして、

 

いつも狭い世界にいるんだなぁと

改めて感じました。

 

 

 

言い渡されたアドバイス通りやるかやらないかは、作者それぞれの考えですので、また次回の勉強会の結果発表が楽しみです。

私もちょっとづつ準備しよう。

 

あ、早め早めに…笑