タライにたんまりと入った粘土。
いざ!粘土の再生にチャレンジです!
ヘラで搔き出す搔き出す…
粘土って重い…。
タライから出すだけで一苦労です。。
硬い粘土を水に浸して柔らかくしてから、水分を切るタイミングで、布か何かかましておけばよかったのかな、と少し後悔。
まだ捏ねるには柔らかいのですが、待ち切れない私は両手をベタベタにしながら握って、土の感触を確かめます。
所々柔らかかったり締まっていたり、
「プチッ」と時々音を出しては、中に含んだ空気を感じてみたり。。
昼間っから一人何してんだろ…と急に可笑しくなり、ニヤっとしてみたり。
面白い。
あほだなぁと思います。
にぎにぎしていると、こんなものが出現しました!可愛い鳥さん。笑
いやぁ〜しかし、粘土を捏ねるって重労働ですね。全国の焼物産地の、(特に手ごねを主体としている)方には頭が下がります。
焼締だとかの土もの(陶器)の作家さんはいつもこんな感じなのかな…?
有田じゃ無いけど、本当に他産地の事は勉強不足で何も知りません(~_~;)焼物好きや器好きな方のほうが、よっぽど詳しいのでしょうね。
さて、そうこうしている内に
いい感じの固さになって来ました。
何年振りかの菊練り。
いや、
〜菊練り風〜 の菊練りです。笑
アンモナイトの様だ。
私の菊練りの形状はこうですが、多分、人によってまちまちです。
土練機(どれんき)が無いので、手動で捏ね上げます…。
動きがぎこちなくて下手くそですが、形はそれなりに菊になりました。良かった。
菊練り3年、轆轤8年は有名な話ですが、
その道の真髄を見定めようと思わず、軽いノリでやる程度には意外と、学校や教室に行けば早くから習得出来る技でもあるようです。
菊練りを行う意味ですが、
やっぱり、密度を一定に保つ為と水分調整、空気を出すことだと思います。
研修所で造形専攻の実習科に居た頃、菊の花びらに見える先(縁)から空気が抜けていくのだと、先生に教わりました。
最後にまとめたらおしまいです。
空気が入らぬようラグビーボール状にして板にドスンと降ろします。
今にも轆轤台に乗せれそう…。
でも、今回の粘土はタタラなどの手びねり用に作られた専用粘土の為、このまま袋に包み次回の制作用に保管です。
まだまだ遊べそうですね。
次はアレしたいな。
粘土を買うと、しばらく成形の仕事が続きます。
分厚く切って、くり抜きの蓋物も作りたいなぁ。
妄想は尽きません(^^)