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そして線を大切に。

九谷焼絵付師です。主に下絵付けを中心に制作しています。上品で味わい深い下絵の世界を目指して…

a line

私が崇拝していた魯山人

最近ブログ記事で書いていて、私は魯山人が好きだったことを思い出しました。 何故好きだったかと言えば、先日の記事に記したように自信満々の物怖じしない性格や、彼の生き様に惚れたからです。 それは作品にも表れていて、魂が宿っているように見えてなら…

ワクワクを引き起こす、私だけの思い。

やっぱり、アドバイスを頂けるのは有り難い事ですね。 それが、自分が気付くようで気付かなかった、ごくごく普通のことを言われて なるほど〜!となるのですから。 つくづく自分がアホだなあと思います。 私、今まで呉須板は一つしかないから濃度を変えて描…

ちょっとまだ自分の中で整理がつかず、上手く話せ無いですが、昨日の出来事を書きたいと思います。

「面白くない。」 やはり、言われてしまいました。 すぐに見抜かれてしまった私。 自信が無いものは見抜かれてしまいます。笑 そして、つい先日言っていた固定概念の話も。 「細部まで理解していないくせに、いきなり崩して描くことはダメだ。間違っている。…

下絵付けの色を求めて…

テストピースを いくつか作りましたが、 上がりに満足いきませんでした。 自分なりに納得出来るものではなかったのです。 でも、よく考えると、 元々、下絵付けの色を見出すことは難しいと思っているからなのかもしれません。 こりゃ出だしからいかんですね…

鮮やかな色

花菖蒲を見つけました 綺麗だなぁ 光の加減で見え方が全然違いますね。こちらの方が、陰と陽がはっきりしています。 一枚目の写真は逆光だからか、なんだかしっとりしているように感じます。面白い(^^) こちらも面白い苔の中に謎のキノコを発見! しかも割と…

生き急いではいないだろうか。

車を走らせていて、信号で止まると、ひとりの若い女性が目につきました。 スマホを操作しながら渡って行きました。 行き急ぐ 一分一秒でも節約したい 時短してエコな暮らし なんだかふと、自分自身と重ね合わせてしまいました。 焦っても焦らなくても明日は…

こんにちは、シタエッティです。 今日は前記事にあった、九谷の先生のお話をまとめたいと思います。 それでは、どうぞ。 _____________________ 先生は、個人作家でもありますが、お弟子さんを抱える窯元の2代目でもあります。 会社と…

まだ五月のはずなのに、涼を呼びたくなります。

段々と日が長くなり、日中は暑いくらいになって来ましたね。今年の夏も逃げられない暑さになりそうな予感がします。 本格的な夏はまだまだこれからですが、昨日家ではそうめんを茹でました。 ちょっと暑くなっただけで、身体は冷たいものを求めています。私…

固定概念また一つ見つけました。

本当は固定観念って言ったほうが良いのでしょうが、概念の方が私の中でハマる気がして、間違っているとしてもこちらを使わせて頂いています。 さて、見つけた固定概念ですが、 「細部まで理解していないくせに、いきなり崩して描くことはダメだ。間違ってい…

嘘が嫌ですが、あえて嘘をつく事もあります。

こんにちは、シタエッティです。 嘘をつくというのは、もちろん作品作りにおいてのお話です。 絵はよく、”写真じゃ無いからこそできる表現を” と言われていますが、確かに一理あると思います。 写生したそのままを、生地に写しとるだけでは面白くもありませ…

染付の鑑賞ポイント

様々な個性を持つ染付。 中国の景徳鎮(けいとくちん)が有名ですが、ベトナムの安南(あんなん)染付や、日本では伊万里(いまり)も素敵です。 青一色の世界ですが、よく見ると違う雰囲気をそれぞれ持っていることに気がつきます。それは生地の成分や、呉…

染付蓋茶碗の中身

これ何だと思いますか? 黒い塊がいくつか… 正解はココアクッキーです。 笑。 蓋を閉めるとこんな感じ 何事もなく収まっています。 一体何が入っているのかと思えば、まさかクッキーとは思わないですよね(^^; ふと甘い物が食べたくなり作ったのですが、倍量…

構図を決めるよりも何よりも、重きを置いているところ。

日本画出身だからでしょうか。自ら写生を求めてしまいます。私はあるがままの姿を写しとることに喜びを感じている為、嘘が嫌なのです。 細部まで理解してから臨みたい。 時には、野草図鑑なども駆使し、内部構造を理解することに努めます。 ・花びらの形、枚…

藤に魅せられて・・・

また懲りずに見に行ってしまいました。 …凄すぎる!藤よ! と叫びたくなるほどの圧巻さでした。 今回は晴れていたので良かったです。 とりあえず沢山写真を撮りましたが、のちのちに写生もしたかったので、資料用のマニアックな写真も撮っておきました。 そ…

慣れというのは本当におそろしい

制作を頑張ったんだから 頑張った分だけ見返りが欲しい と、思ってしまっていた自分。 浅ましい…。 慣れって本当におそろしいです。 初心を忘れて、ぬるま湯に浸かっていました。 ついこの前まで、「初心忘れず精進します」たらなんたら言っていたのに、すぐ…

お知らせ

先日の展覧会の結果が出ました。 シンリュウ賞 という、スポンサー賞を頂きました! シンリュウというのは陶芸用品を扱う会社なのですが、窯が有名かと思います。 受賞の報告は、昨日の電話で知りました。 東京で行なわれる受賞式には、今回も欠席するのです…

作家がものづくりをする姿勢

こんにちは、シタエッティです。 格好良い題名になりましたが、”ものづくりをする姿勢”…正直よく分かりません。 なぜなら、作家それぞれ違うと思うからです。似たような考え、似たような作風だとしても、つくる人が違えば、それはただ似ているように見えるだ…

藤棚が綺麗でした。(GWはこんな所にも行きました。)

少し雨が降っていて暗いです。 藤を描いてみたいのですが、スケッチを未だにしたことが無く、深く理解してから…と先延ばしにしています。 今回もまた、用意すらせず向かいましたので、ただ藤が好きで会いに行ったようなものでした。 うん、やっぱり好きだ。 …

器を購入するということについて

こんにちは、シタエッティです。 私は九谷焼の絵付けをしていますが、主に手掛けているのは日常に使える器です。オブジェや置物は制作していません。 日常に使えるといっても、比べるのは対象外かもしれませんが、100均で買えるようなものとは違います。やは…

伝統を守るということ。

伝統工芸の良さを伝えたいと言う割には、まだまだ記事を残せていないことを思い出しましたので、久しぶりに今の考えをまとめます。 それでは、今日もお好きな方はどうぞお付き合い下さい。 ********************* 伝統を守るということ…

今日は搬入をして来ました。

ここ数年、毎年出している公募展に出品するため、搬入をして来ました。 それほどメジャーではない公募展ですが、運営する創造美術会には九谷焼の有名作家も所属しています。今年はいつもより県内の出品数が少ないようでしたが、第70回記念展なので、全国規模…

ブログ開設から一ヶ月経ちました

こんにちは。 ブログを開設して一ヶ月経ちましたので報告させて下さい(^^) 右も左もわからないまま、ただただ書き綴っていますので、「何だかんだで、気付いたら…」 感が満載です。 いまだに、はてなさんのシステムが分かっておらず、難しそうなところに全く…

自己満足って…

よく人は、 「それは、自己満足に過ぎない。」 と言って、批判してきたりします。 実は私も最近言われました。 本人は批判する気が無くても、こちらとしては批判された気になってしまいます。 ナイフのように グサッと刺さるのです。 受け取り方の問題と言え…

追記と、気づきを少し。

金彩について触れていませんでしたので、追記させて下さい。 金彩で使っていたのは、本金(ほんきん)と呼ばれる本物の金の粉末でした。これを生地に定着させる為に、フラッキスという、簡単に言うとガラス化する粉末をほんの少し混ぜ、絵具として機能するよ…

続きです。呉須などの絵具について、学んだことをまとめます。

こんにちは、いつもご愛読ありがとうございます。 シタエッティです。 昨日の続きで、呉須などの絵具の話をしようかと思っていますが、ご興味をお持ちの読者の方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。 私個人としては、絵具はパッと見た時の第一印象を決め…

陶房に居た頃に学んだことを、まとめます。

こんにちは、シタエッティです。 「まとめます。」と断言したものの、当時を思い出しながらになるので、上手く書けるか自信はありませんが、記述していこうと思います。 それでは、どうぞ。 ********************* 私が、まず入って真…

ふと思ったのですが、

無名作家の作品ってどんなイメージがあるのでしょう。 あなたにとっては無名なだけで、めちゃめちゃ売れっ子というケースは無しにして。 やっぱり、大したことないイメージなのでしょうか。 大したことないから名前が売れてないのでしょうか。 けれど、めち…

染付が大概の場合、安く手に入れやすいことについて。

安く手に入れられることは、多くの人に行き渡ると考えればとても良い印象なのですが、それゆえ、価値が低いとみなされることもあるかと思います。 作る側の私としては、そこに少し悲しさがあります。 なぜなら、前記事にも書いていたように、簡単そうに見え…

3ステップですが、あなどれないのが染付なんです。

私が実際に携わっている内容が、 呉須を擦って ↓ 描いて ↓ ダミする というものでしたが、言うのとするのでは全く違うことは、かじったことがある方ならご理解頂けるかと思います。 はしょり過ぎて簡単に見受けられそうでしたが、そうそう甘くないのが染付と…

私が存在する証を少しだけ。

私の手。 (ちょっとデカすぎて不気味ですね。ごめんなさい。) 呉須を擦り、 左手には生地を 右手には筆を持ち、描いていきます。 この時は夫婦茶碗でした。 線描き後、だみ筆と呼ばれる極太の筆を使い、線を埋めながら濃淡をつけます。 そして最後に、 作…

このブログの、現段階の本質と核心について。

まず、伝染させたいもの。 それは、 ・九谷焼の良さ ・染付の良さ ・伝統工芸の良さ これらを、私なりに伝えたいと思っています。 今までも記事にしていますが、もっともっと色んな側面から魅力を書いて行けたら良いなと思っています。書いていくことで、私…

ふと降りて来た 確かな決意

染付が染め付けるから、そう呼ばれるのであれば、 わたしも 読者の方ひとりひとりに、 伝えることで染め付けて行きたい。 すなわち、 伝染させたい。 伝染 もちろん、悪い意味ではなく良い意味で受け取って下さい。 伝え染めていくことが、今の私にとっての…

染付ってどうして青いのでしょう…

子どもに戻ったような目線の疑問になりますが 染付ってどうしてあの色なのでしょう。 人はなぜ、あの青い色に魅了されているのでしょう。 別の色ではダメだったのでしょうか。 下絵付けの中には 様々な色が存在しているにも関わらず 下絵付け=染付 という強…

こんにちは。グループに参加後、2発目の記事です。ゴールデンウィークの予定は決まりましたか?私は、気になる展示会を見に行こうと思っています。

こんにちは、もう早い方は今年も長いお休みがそろそろ始まるのでしょうが、もう予定は組まれましたか?(お休み関係なく働かれてる方には、頭が下がります。) 私は、ここに行く予定です。 能美市にある、九谷陶芸村の中にある資料館なのですが、現在は第40…

こんにちは、初めまして。

前々から気になっていた、はてなブログのグループに参加してみることにしました。 お邪魔させて下さい、これからどうぞよろしくお願いします。 色々あって悩んだ結果、ライフスタイル部門に入ることに決めました。 なぜなら、私が豊かな暮らしをしたいと常日…

続きです。

1日空いてしまいました、ごめんなさい。ちょっとある事があって頭が容量オーバーになり、ブログに向かえませんでした。また整理がついたら今後お話します。 えっと、どこまで話しましたかね。…。 師匠と出会うところですね、それでは続きをどうぞ。 ****…

私という人が作られるまで、一体どのようなことがあったのかをお話します。

私は普通の一般家庭に生まれました。絵を描くことが大好きでしたが、コンクールで大きな賞は貰ったことがありませんでした。いつも、佳作などでした。それでも両親は喜んで、名前が載った新聞を大事に切り抜いてみたり、展覧会があれば直接見に行ったりして…

技法をまとめてみました。私が知っていただけでも、これほどまで多くのものがありました。

こんにちは、シタエッティです。 今日も九谷焼について書いていこうと思います。前の記事にあった、九谷の多彩な技法について詳しく書いていなかったので、今回はこちらを私なりにまとめたいと思います。 下記のまとめは、私が今まで出会ったことのある技法…

「九谷焼の魅力とは」を私なりにまとめられたらと思います。

こんにちは。 懲りずに、また読みに来て下さってありがといございます。感謝です。 あ、初めましての方も多いですよね。ご訪問ありがとうございます。 浅い人間こと、シタエッティです。(なぜ浅くなったかは、前回の記事に載っています。気になる方は、そち…

怖いですが自由にペラペラ喋ってみます。

こうやって自分の思いを書き綴っていくと、独りよがりになりがちなのかなと思います。 そして、またそれを批判する人もいるかと思います。 私は考えがまとまらなかったり、元々さほど知識が無かったりするので、突っついてボロがでる所はたくさんあります。…

こだわっていること。

私がこだわっていること。 ・生きた線で人を魅了したい。 ・濃淡だけで仕上げたい。 ・古典を大事にしたい。 今のところ、この3つが制作する上での基本になっています。 生きた線というのは、反対に言えば死んだ線もあるということになりますが、それが悪い…

咲きました^_^

我が家のチューリップ 陽当たりが悪いのか、なかなか咲かせてくれませんでしたが。一安心です。 桜色のかわいい品種でした。真ん中の筋が黄色くなっていますね〜。上品な雰囲気です。 ひとまず、皆さんにお知らせしたくて。 新しい記事は、また後ほどアップ…

固定概念の続きの話です。

そうは言っても今までずっとあった概念ですから、時折顔を覗かせます。 でも、悪いことだとは捉えていません。 ものづくりする上での苦悩は、必然だと思うからです。もしかしたら、好きで苦悩しているのかも知れません。ですから、よっぽどそれが耐えられな…

私は以前まで、ある固定概念がありました。今日はそんなお話です。

私が持っていた固定概念 それは、作品を生み出す上で重要な事なのですが、 「技術は絶対必要で、今まで見たこともないものが格別であり、創造的である。」 「自分が考えていることは、既に誰かも考えていて、だから私が思いつくような図案や構図は至って普通…

器と食の関係。

いつもご愛読ありがとうございます。シタエッティです。 今日は、ふと朝ご飯を食べていて思うことがありましたので、衣食住の、食にこだわって考えをまとめてみようと思います。 器と食についてです。 生活を営む上で、食べることは切っても切れない存在です…

幸せを満たすものって、よく分からないけど、もしかして自分の受け取り方次第なのかもしれない。

すみません。急にだらだらと長い題名になってしまいましたが、ここは一旦置いといて、、、本題に行かせて下さい。 突然ですが、 「あぁ、今幸せ…。」って思う事ってありますか?私は最近、たびたびあります。 こうやってブログの記事を書いている時、スマホ…

暖かくなって来ましたね

こんにちは、シタエッティです。今日は、日常の報告です。 うちの庭にも春が来ています。 チューリップが今にも咲きそうです(^^) ちょっと変わった品種らしいので楽しみです。 春と言えば、皆さんはお花見にもう行かれたのでしょうか?私は先日、金沢のとあ…

紡いでいきたい伝統とは

日本には伝統と呼ばれるものが沢山あります。暮らしの中には、いつもそばに存在しているのではないのでしょうか。それは、儀式だったりものだったりする訳ですが、私は仕事柄、他の分野に疎い為、(自分勝手ではありますが)伝統工芸に焦点を当てて書いてい…

価格と価値は比例するのか

前の記事に、九谷焼は高いと一般的に思われていると述べたのにも関わらず、最後はこれに一切触れず終わらせてしまったので、こちらで書いていこうと思います。 文章を書くのに慣れていないため、読みづらかったり伝えようとしていることの半分も伝えられてい…

未来について

こんにちは、下絵付け大好きなシタエッティです。 今日はちよっと大きな題について、自分なりに向き合いたいと思います。お付き合い頂ける方はこのままどうぞご覧下さい。 九谷焼と聞いて、あなたは一体何を思い浮かべるでしょうか。どこで焼かれている焼物…