こんにちは、シタエッティです。
日常に戻り過ぎていて片付けすら億劫になっていますが、何とか自分を奮い立たせるように新たに仕入れて来た生地を並べています。
平盃と…
浅鉢と…
これ以外にも、まだまだ未消化な素焼生地が沢山あるのですが、追い込まれている負の気持ちと、選び放題に描ける喜びの正の気持ちが錯綜しています。
来月にまた東京で展示があるので新作をじゃんじゃん作らねばならないのですが、いまひとつパワーが足りません。
もうちょっとこのままでいたい。。
実演で描いた酒盃のダミもやらんとなぁ。
ハートの中に植物描きました。
私らしからぬラブリーさ。
実演ならでは?
初めはド緊張していて上手く手が動かなかったのに、後半やるうちにどんどん楽しくなってきて遊んでしまいました。
何を描くのか決めずに行き、その場で思いついた図案を絵付していました。
やっぱりわたしには一期一会がちょうどいい。
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最後になりましたが、
丸善・九谷焼展にご来場下さいました皆さま、そして関係者の方々、本当にありがとうございました。
貴重な経験や、新しいご縁、学び等、参加しなければ吸収出来なかったものばかりでした。
これからも一歩一歩真面目に邁進して行こうと思います。
〜 裏話 〜
実は、この企画展やるとは言ったものの出てみるまで怖かったのです。
いつもとは違う雰囲気を受け取っていました。そりゃ、一応 "九谷" を背負っていますしね。当たり前です。
わたしが作る作品たちは九谷の名を汚してしまわないだろうか。
当たって砕けろ!で、本当に砕けてしまわないだろうか。
陶芸人生掛かっているのではないか。
もう二度と呼ばれないのではないか。
不安でした。
でも、飛び込んでみて良かった…
世界は優しかったです。
感謝しています、ありがとうございます。