先日、仕事で初めて寝ずに朝を迎えました。
(今まで徹夜でも3時とか、途中居眠りしながらの5時とかはありましたが…)
徹夜明けなのに中々身体を休めれず、ぶっ通しで動き回っていて、もはや目元が死んだままでした。死んでましたが特に眠くもなく普通に過ごしていました。
全て用事を終えて夕方、あとは家に帰るだけの時になって安心したのか緊張の糸が切れたのかようやく眠気が襲ってきました。
この眠気がハンパなくて!
身の危険を感じたので、途中のコンビニに車を止めてアラーム10分で少しだけ寝ました。
それが効いたのか、残りの運転はバッチリでした。
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一睡もせずに黙々と手を動かすって、ほんとに追い込まれている状況なのですが、何に追い込まれていたのかと言うと、削り作業です。
仕上げて次の日持って行かねばならないと分かったら、もうやるしかありません。
やらないとゆう選択もありますが、先延ばしにして窯に間に合わなくなって展覧会に出品出来ないとなるのがもっと嫌なので、やるしかないのです。というか、ギリギリなのにやりたい!と思ってしまうのが最近の私なのです。
本題の削りですが、インスタのストーリーズにも載せていましたが、これです。
成形して白く乾燥した生素地です。当たりを入れている途中で写真を撮りましたが、道楽して座ったまま撮ると、ものが大き過ぎて両側切れてしまいました。。私の膝もチラリ。
前回のねじっていた大皿と同じ寸法のもので、轆轤師さんが予備にと作ってくださっていたものです。大きい大きいと思っていたら、直径が約50㎝ありました。
何はともあれ、30分くらいかけ当たりを引き、(ここから模様を少し変更しています。)
あー線が多い。これを本当に全部彫るのか?!と自分に疑問を投げかけながら、夜の8時から彫り加工開始しました。
とにかく集中でした。
とにかくずっと手を動かしていました。
とにかく、とにかく、、、
ですから途中の写真が一切ありません…。最後ようやく終わりが見えた!時に撮ったのがこちら。
仕上がっているように見えて、まだ中心部と外側が全く手付かずです。この時点で夜中3時過ぎ。朝まで寝ずにかかれば何とか終わりそうです。
安心してすこし集中力が切れそうになったのをふと感じたので、「私はいつもこうゆう時に限って失敗する」「より慎重に」と自分に言い聞かせて黙々と作業を進めました。
チクタク…チクタク…
5時手前…
だいたい完成です。泣
横から。ペーパーをかけている途中なので粉っぽいですが、段差1ミリから深いところで2ミリあると思います。
スポンジで拭きあげてから、そっと梱包して運びました。
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まだ焼けた連絡は無いのですが、ひとまず一つ山を越えた気分です。
最近は制作スピードが速くてこうやって記事にする頃にはとても過去のように感じます…。
この前の削りのねじった大皿も染付が入り本焼が終わっています。
結果は、すごく満足な出来でした!
色絵も入れたくて、でも他の仕事が詰まっているので温めています。また完成ギリギリになるのかしら。自分のことなのに予定が立てられず予定は未定状態です、、
とにかく一歩一歩がんばろう。
やりたい事やりたい時にやりたいように。